占い師コラム

木星はお金が舞い込んでくる惑星だった!?第138回 ナイル先生

西洋占星術の世界では、「木星」は富を示すといわれています。では、この木星、どのようにすれば富が舞い込んでくるのでしょうか。誰でも豊かになりたいものです。早速みていきましょう。

木星が入っているハウスとの関係

木星

木星は、繁栄、拡大、富、名誉、幸福などを示す惑星です。西洋占星術では、この木星が入るハウスや星座は、ラッキーポイントだといわれています。そして木星は、社会的成功を意味します。つまり、ただ単にラッキーということだけでなく、あなたが最も社会で認められ、成功する場所はどこなのかということを、ハウスで知ることができます。

では、それぞれのハウスに木星が入ったときに、その人の社会的成功はどの場所で現れるのかを知ることができます。いってみれば、職業選択などに役立つでしょう。

例えば、第1ハウスに木星が入っている人は、とても寛大でおおらかな人に見えます。誰に対しても与え、授けることを主とします。分かりやすいのは、第10ハウスに入っているときです。第10ハウスは、もともと社会的な成功を意味するハウスであることから、木星が入ることで、順風満帆に社会的成功を手にできます。どのような道に進んでも、成功が待っているという感じです。

一方、第12ハウスに木星が入っている人が社会的に成功するには、潜在意識や集合意識における場所が手掛かりになると考えられます。自分の潜在意識の中、つまり、集合意識の中にあなたの可能性が眠っているということです。

このように、木星がどこのハウスに入っているかによって、拡大や社会的成功の場所やポイントが異なってくるのです。

木星とサインの関係

では、人生に豊かさをもたらしてくれる木星は、サインとどのような関係があるのでしょうか。サインとはいわゆる星座のことです。あなたの木星には、どのような性質があるのかを見ることになります。つまり、木星は、拡大、幸運、努力なしでも活躍できる分野という意味があるため、その分野を知ることができます。いってみれば、あなたが仕事や人間関係で活躍できる場ということです。

例えば、木星が牡羊座の場合、スポーツ関連や一つ抜きんでている商品を扱う仕事や、ベンチャー企業など勢いのある企業に幸運があります。

また、木星が双子座の場合、コミュニケーションや知性の性質がありますから、情報産業、マスコミ、広告などに適性があります。また、木星が獅子座であれば、芸能やエンターテインメント、音楽関連に運があるでしょう。木星が水瓶座なら、IT関連や最先端の分野に適性があります。

このように、自分が活躍できる分野を知ることで、参考になるでしょう。

木星と金運の関係は?

ところで、この木星は、金運をアップしたいと思ったとき、どうかかわってくるのでしょうか。実は金運を見る場合、木星は重要視されます。なぜなら、木星が財運をもたらすことが多いからです。金運が悪いと感じている場合、実は木星に金運が隠されていたということも多いのです。では、木星はどうやってみるのがいいのでしょうか。最も分かりやすいのは、どのハウスに木星が入っているかを見ることです。

木星とハウスで金運を見る

例えば、第2ハウスは経済力や財運を示すハウスですから、ここに木星があると、生まれながらにして金運に恵まれているといえます。ただし、アスペクトによっても変わってくるため、一概にはいえません。木星は拡大の惑星なので、ただ金運がいいだけでなく、お金持ちになる傾向があります。お金を稼ぐのは得意だと感じるでしょう。また、他人の財産を示す第8ハウスに木星があると、銀行や保険などの仕事になってきます。

木星とサインで金運を見る

木星と金運を知るには、サインで見ることもできます。例えば、木星が牡羊座に入っていると、スポーツ関連の仕事に適性があり、お金も入りやすいでしょう。一方、お金の稼ぎ方は、自分から営業して積極的に取ってくることで、恵まれることになります。牡牛座に木星がある場合には、貯蓄が得意で、コツコツ貯めることができます。節約も上手です。また、双子座は運用向きともいわれます。自分の木星が位置するサインで金運を知るということも重要になってくるでしょう。

木星を極める

では、木星をもっと極めるために、もっと木星のことを知りましょう。まず、木星の象意です。木星は太陽系最大の惑星です。ギリシア神話では、ゼウスに相当するといわれています。そして、象意としては、「社会的拡大・発展、善意、おおらか、幸運、肯定」などがあります。年齢行は46~55歳で、この頃に最も木星の影響が強く出ます。この惑星の中でも社会性を示すのには、他に火星や土星があります。特に木星と火星が比べられることが多いです。木星は、火星とは正反対の作用を及ぼします。

木星は、火星と比べるとより分かりやすくなります。木星は、懐が広く、社会の集団の利益を尊重します。一方で、個人の主張を通して相手を否定しなければならないこともあります。その場合には、火星のパワーを使うということです。しかしながら、木星は、ルーズになりやすいという側面があります。おおらかさは、裏を返せばいい加減で、適当な人ということです。場合によっては怠惰ということになるでしょう。楽天的な人がいて、「のほほんとしているな」という印象がある場合に、この木星が示すことになります。

この木星や火星は社会での発展を示す惑星であるため、ネイタルチャート上で火星や木星の位置がどこにあるかで、その人の職業が決まるといわれています。ただし、必ずしも火星が職業に関係しているかといえばそうではなく、むしろ軍人やスポーツ選手などの場合に、強く影響を及ぼすといわれているのです。

木星をコントロールする土星

木星は過剰に働くと怠惰・楽観的過ぎる傾向が出ることがあります。その場合、火星や土星で引き締めることができます。土星は抑制の惑星です。木星はあまりに楽観的過ぎて困るという場合、土星の抑制力でコントロールしましょう。

木星は、性質として、熱くて湿った性質を持つため、他の惑星に対してアスペクトがある場合、良くも悪くもホットになります。一方、土星は、その反対に、冷たく乾いた性質を持つため、他の惑星、特にホットな太陽や火星などは冷やされてかたまってしまいがちです。湿度の高い月や金星は、乾かされるのです。

この木星と土星の関係を知ってコントロールするには、アスペクトや力関係を読むことが大切です。抑制はどこで働くのか知ることができるでしょう。

土星は、物質的な現実界をコントロールする重要な役割があります。いってみれば、私たちの生活は、土星に守られているといっても過言ではないのです。人は、重圧を嫌うため、どうしても抑制=苦労といった気持ちになってきます。しかし、そもそも土星があるからこそ安定がもたらされているわけです。また、木星に対しても、いい効果を発揮することもあるため、必ずしもマイナスではないことが分かるでしょう。

木星を知ることと共に、それをコントロールする土星についても、きちんととらえておきたいものです。

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