占いの種類と占術

手相占いてそううらない

手相占いとは

手相占いのイメージ

手相占いとは、指や手の全体的な形、手の平の状態やそこに刻まれたラインなどから、その人の性格や運命などを読み取る占いのことです。主に手の平に入った筋や、肉づき、皺などで性格や運命を読み解きますが、手の平だけでなく、爪の形や指の長さ、手の形、指紋などを見ることもあります。左右、どちらの手を見るかは占者や流派によって異なります。また手相は一生変わらないわけではなく、知能の発達や脳の変化、あるいは運気の状態などによっても変化するといわれています。そのため手の平に吉相となるような、しわを書く開運法もあります。ちなみに現在、一般的に行われている手相占いは「木星丘」「水星丘」など西洋占星術由来の考え方が応用された手相占いです。

手相占いの歴史

手相占いの歴史は、3000年~5000年前の古代インドに始まったとされています。その後、手相占いはエジプトや中国、ヨーロッパ、古代ギリシャに広まり、それぞれ独自に発達したといわれています。古代ギリシャの哲人、アリストテレスは「手は身体の器官の中で最も重要で、手に刻まれた線は生命力の長さと健康を示している。手の線は人類という霊長類の本来の感化力と個性によって生じたものである」と説き、アレキサンダー大王のもと、手相学(占い)なるものの普及に大きく貢献しました。

そうした手相学を学ぼうと、多くの学者たちの中で広まり、後の手相占いの起源となったのです。

手相占いは大きく2つの占いに区別されています。インドからエジプト・ヨーロッパ・古代ギリシャに伝わり発展した「西洋手相」と、インドから中国に伝わり発展したのが「東洋手相」です。両者では主に線の呼び方などが異なり、西洋手相では、「感情線」「頭脳線(知能線)」「生命線」といった、私たちにもお馴染みな呼び方をしますが、東洋手相になると、「天紋」「人紋」「地紋」といった呼び方をします。

日本に手相が伝わったのは、平安時代の頃で、仏教と共に中国から東洋手相が伝わりました。その時代、手相は貴族階級の人々の中で広まり、陰陽師も手相を利用したといわれています。江戸時代には観相学の「水野南北」が手相を庶民に広げ、江戸末期には手相は庶民の間でも広まりました。さらに明治後期から大正時代にかけて西洋から西洋手相が伝わり、以後日本では西洋手相が主流となり、現在に至っています。

手相占いのやり方

手相占いでは、右手と左手のどちらを鑑定するのか?

かつては、男性の場合は「右手」を、女性の場合は「左手」を鑑定するというのが主流でしたが、現代ではこの伝統に従っている手相術師はあまり多くありません。特に、現代の欧米の手相術師は、これを性差別主義的であるとして退ける傾向が強いようです。

現代の手相術では、両手とも鑑定するのが一般的となっています。ただし右手と左手それぞれへの意味づけに対して、完全に意見の一致があるわけではありません。

中でも比較的ポピュラーなやり方は、「アクティヴ・ハンド」と「パッシヴ・ハンド」に分けるやり方です。その際、まずはどちらの手がアクティヴ・ハンドであり、パッシヴ・ハンドであるかを決めなければなりません 。

基本的にアクティヴ・ハンドと呼ばれるのはその人の利き手のことであり、利き手ではない方をパッシヴ・ハンドと呼びます。ちなみに両利きの人の場合は、字を書いたりするような日常的な作業で頻繁に使用する方の手を、アクティヴ・ハンドと見なします。

アクティヴ・ハンド、パッシヴ・ハンドにはそれぞれ次のような意味づけがなされています。

  • アクティヴ・ハンド……普段の行動、感情、健康状態などを表す。
  • パッシヴ・ハンド……本能的欲求、願望、気質、意図などを表す。

手相占いの具体的な見方について。

まず手の平の線(しわ)を見ます。主な線は、生命線(親指の付け根から手首へと延びる線)、運命線(手の平の中央を縦に伸びる線)、知能線(生命線の上から右側へ伸びる線)、感情線(知能線の反対側から延びる線)、財運線(小指の下に縦に伸びる線)、太陽線(薬指の下に縦に伸びる線)、結婚線(小指の下手の平の端に横に何本かある線)で、これらを見て寿命や体力、どういう性格でどういった仕事が向いているのか、周りから人気があるか、いつ頃結婚するのかといった事柄が分かります。

これらの主な線に、さらに細かい線や模様、ふくらみ(丘)などを合わせてみれば、より詳しく読み取ることができます。

手相占いの主要な線について

生命線は手の平の中央に近ければ近いほど体力があることを示し、体格が大きくて肉付きがいい人などにその傾向が強いといわれます。反対に親指のほうに近いほど体力がなく虚弱体質だといわれます。また、線が濃いほど体力があり、薄い線ほど体力がなく、生命線が途中で切れている場合、病気、けが、生活上の変化が起こる予兆だと見なされます。

感情線は線の始点が上にいくほど物質的・自己的な考え方の人で、その反対だと精神的・献身的な人だといわれます。また線の終わりが上に向かう人ほど感情的で、水平だと冷静沈着な人だと見なされます。

知能線に関しては線が濃いほど頭脳明晰で、切れていたりすると集中力がないといわれます。また、線の始まりが生命線から離れるほど行動的で、重なるほど慎重で冷静な性格だというのが手相占いでの一般的な見方です。

手相占いをする際のポイント

手相占いをする時にチェックするポイントをまとめると以下のようになります。

  • 手の大きさ(基本的な性格を見る)
  • 手の形(生まれ持つ基本的な性質を見る)
  • 手の平の厚さ(性格を見る)
  • 指の形(長所・短所を見る)
  • 手の平のふくらみ(丘から性格や気質などを見る)
  • 手の平の線(それぞれの手相線から運勢や性格などを見る)
  • 手の平の紋(紋とは手の平にある小さな数本の線からなる形のことで、出る位置によって吉凶を見る)
  • 流年法(各線の位置や変化などから人生の変化を見る)

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