電話占い体験談

引っ越したばかりの新居は霊の通り道だった!

悩む女性

都内から千葉県に転勤が決まり、引っ越しをすることになりました。「次に引っ越すなら新築がいいな」と考えていた私は、さっそく新築マンションの賃貸物件を探し始めることに。不動産仲介業者から紹介された1LDKの物件は、12畳のリビングダイニングにカウンターキッチン、7畳の洋室には広々としたウォーキングクローゼットがついており、まさに理想的な間取り。駅近の物件にもかかわらず、家賃が安いことが少し気になりましたが、「都内に比べたら、これくらいが相場なのかな」とあまり深くは考えず、入居を決めました。

そして、引っ越しから1週間がたった頃。深夜4時か、5時頃だったと思いますが、明け方にふと目が覚めました。もぞもぞと布団にくるまりながら、再び眠りにつこうと目を閉じたその時、布団をかぶった私の上に、「ボスン」と“何か”が乗ってくるのを感じたのです。同時に、「ピシピシ」ときしむような音と耳鳴りに襲われ、私は完全にパニック状態に陥りました。さらに、飛び跳ねているのか、その“何か”は私の上に「ボスン」「ボスン」と繰り返し乗ってきます。私は布団の中で震えながら、「早く!どうか早く朝が来ますように…!」。そう祈るしかありませんでした。

翌朝、「きっと、引っ越しの疲れが出たんだな」と自分に言い聞かせようともしました。新居に、しかも新築の物件に幽霊が出るなんて考えたくもありませんでしたから。しかしその考えもむなしく、それから3日間連続で同じ現象が続き、すっかり寝不足になってしまいました。目の下にひどいクマを作った私を心配して、職場の同僚が勧めてくれたのが電話占い。私も「専門家に相談したい」と考えていたので、すぐに予約をとり、霊視してもらうことにしたのです。

慈念の玉依先生は、電話がつながるなり「今あなたがいる場所は、霊の思念が強すぎて正しく霊視することが困難なので、部屋の外に出てお話していただけますか?」とおっしゃいました。私は「ああ、やはりこの部屋には幽霊がいるんだ…」と確信するとともに、「私はまだ一言も相談事を口にしていないのに、この人は本物の霊能者なんだ」と吃驚しました。
私が自宅を出てマンションの玄関につくと、先生はふうっと一息をついて、「結論から申し上げますと、あなたの部屋は霊道になってしまっていますね。未練を抱えたまま死を迎えた沢山の不浄霊がその場所を通っています。近くに墓地や慰霊碑はありませんか?」と話し始めました。続けて、「引っ越したばかりだったのにお辛かったでしょう。転居したいですか? それともそのまま住み続けたいですか?」と問いかけてくださったのです。引っ越したばかりだけど、やはり幽霊が出る部屋では心も体も休まらないので、「転居したい」と答えました。すると、先生は「では、次の転居先が決まるまでの対処法をお伝えしますね。これは一時的にしか効果がない方法なので、一日も早く新しい部屋を決めてください。まずは、ベッドの向きを変えてください。あなたは今、寝室のドアに対して垂直の位置にベッドを配置していますね。そのベッドを、ドアに対して平行の位置になるように変えるのです。そして、クローゼットの前にある姿見には布をかぶせて、使わないときは鏡面が見えないようにしてください」とアドバイスをくださいました。寝室の細かい描写まで的確で、霊能力のすごさを目の当たりにした瞬間でした。

電話を切ると、私はすぐに寝室に向かって、言われた通りにベッドの配置換えを行い、姿見には布をかけました。すると、その晩から耳鳴りや“何か”が私の上に乗ってくることはピタリと止んだのです。幸い、すぐに新しい転居先が決まって、あの部屋を引き払うことができました。後から調べてみてわかったのですが、あのマンションが建っている場所には、災害で亡くなった人を鎮めるための慰霊碑があったそうです。先生にはこの場所にマンションが建つ前の風景も視えていたのですね。あの時、先生にアドバイスをいただけなかったら、私は今頃どうなっていたかわかりません。心から感謝を申し上げます。