占い師が感じている『占いやすいお客様のタイプ』とは
お客様の目に、占い師の先生方は万能に見えるかもしれませんが、実は占い師の先生にも得手不得手があります。実のところ、占いや霊感の能力を極限まで発揮できるかどうかは、占う相手に強く左右されることもあるのです。占い師にとって、その能力を発揮しやすく占いやすいタイプというのがあります。実際に幾人の先生にお尋ねしたこれらのことを知っておくと、占いの際に得をすることもあるので、ここでご紹介したいと思います。
一人で占いに行くのが◎
自分のことをじっくりと占ってほしいなら、一人で占いに行きましょう・電話しましょう。占い師もその人に集中できるので、正確で良い結果を導き出せる可能性が高くなります。友達と一緒、恋人と一緒など、二人以上で占いに来る人がいますが、ただの付き添いであっても、それぞれに占ってほしいことがあるとしても、占う側としては雑音になってしまう場合があります。電話占いでも、近くに誰かがいる場所ではなく、完全な個室で電話を掛けるのが良いでしょう。最初は少し勇気が必要かもしれませんが、一人でいらっしゃることをおすすめします。
知りたいことがはっきりしている人は◎
「どんなことを占いたいですか?」と聞かれた時に、はっきりと答えてくれる人はとても占いやすいです。「恋愛の行方」とか「仕事の成功」といった具体的で簡潔な言葉で言い表すことができなくても、「彼の気持ちがわからなくて困っている」とか、「次の仕事がとても大切なので」など、正しい状況をきちんと説明してくれると、とても占いやすいです。占いに来る前に、少し考えをまとめておくといいでしょう。
素直に受け答えする人も〇
迷っていることはあるのだけれど、自分でも何をどう占ってほしいのかわからない、そういうお客様ももちろんいます。このタイプがみんな占いにくいかというと必ずしもそうではありません。こちらが投げかける質問に対して素直に受け答えをしてくれれば、とても占いやすいタイプになります。占い師はお客様の悩みや要求を聞き出す能力に長けていることが多いので、聞き出すのも得意です。ただし、あくまでお客様が協力的な場合に限るため、素直な受け答えをしてくれる人という条件がつきます。
信じる心を持っている人
占いを始める前のおしゃべりをしている時に、お客様から感じ取れるものがあります。それが、占いの結果がどう出ても、「この人はきっと信じるだろう」という予感です。この予感を持った相手はとても占いやすいです。なぜなら、このタイプは、占いの結果の良し悪しに関わらず、それを信じて、受け止める準備ができていて、占い師としても落ち着いた心で能力を発揮できるからです。逆に、「占いって本当に当たるんですか?」と聞いてくる人がいます。もちろん、誰もが多少は疑問に思っていることだろうと思いますが、占い師の前まで来て、「占いを信じない」言動をする人は、占いにくいといえます。
占い師との出会いは一期一会です。相手が自分を信用して話をしてくれると、「よし、しっかり占おう」と力が入ります。たとえ、期待とは違う占いの結果がでてしまっても、それに対する対応策を一緒に考え、さらに深く、違う方法で占ってみようとも思います。お客様の前向きな気持ちが影響して、占い師も前向きに占う気持ちになるのです。これから占い師のもとを訪ねようと思っている人は、せっかくのチャンスです。信用できる占い師と出会えるようによく下調べをし、占ってもらう以上は、その占い師を信じて素直に話をするように心掛けてみてください。