占い師にとってのコミュニケーションとは
占い師は、人の話を聞くのが上手で、話し上手で、コミュニケーション能力が高いという思い込みがありませんか?でも、必ずしもそんなことはないのです。人見知りが激しく、人の好き嫌いも激しく、人との接触は最小限に抑えたい、そんなコミュニケーション障害的な占い師もいるのです。
直接顔を合わせなくても占える
対面式だったり、動画や音声を使った双方向でつながるような方式だったり、メッセージをくださった方を占うという占い師が全員、自身のホームページを持っているわけでもなく、アンケートのような「問い合わせ」メールの設定もありません。そこで大切になってくるのが、半数以上を占める場合がほとんどのリピーターであり、残り半数がこのリピーターなど過去に占った方の紹介です。
こちらからは最小限、相手からは好きなだけ
メールのやりとりで必要な情報を提示していただくこともあります。占うためには最低限必要な情報というものがあるので、占い師はそれを求めます。それに対して、占ってほしい人という相手方からは、シンプルな回答で返ってくることもあれば、なかなかの長文で返ってくる場合もあります。どちらの場合であっても、占い師はそこから占いに必要な情報だけを取り出し、遠隔霊視という形で占います。
占い結果はシンプルに、でも相手の求める形で
メール鑑定の場合、占いの結果をお伝えするのもメールです。ただ、相手がどんな答え方を求めているのかを考慮したメッセージを心がけているそうです。占いの内容は変わりませんが、シンプルにYES or NOで結果が欲しい人もいれば、細やかなアドバイスを求めている人もいます。これを読み取ることも、占い師の腕の見せ所だと思っています。
相手からの質問に戸惑っても、自分のスタイルで
占いを依頼されるにあたり、相手方が占い師個人に興味を持つことも少なくありません。「普段はどこで占っているんですか?」「どこに行けば会えますか?」と聞かれると答えに困ると言います。それというのも、占い師は必ずしも占いの館的な場所に勤めているわけでもないし、路上で占っているわけでもないし、自宅に相談者を招いて占うこともないのです。電話占いを主としている占い師も同じように、直接会うことも相談者から求められることもあるとか。