幸運や好運には、小さな予兆がある
「黒猫が前を横切る」、「13日の金曜日」、「虫の声」など、不吉な予兆とされているものがあります。同じように、幸運の予兆とされているものもたくさんあります。少しでも多くの予兆を知っておいて、「良いことがあるかも!」とワクワクしながら幸せな日々を送れることを心から祈っています。
茶柱が立つ
お茶をいれたときに茶の茎がまっすぐ立っている状態のことです。珍しいことなので縁起が良いとされ、また毎日の生活で目にするチャンスが多いので有名なものの一つとなっています。ただ、茶柱が立ったことを人にいうと幸運が逃げるともいわれているので注意が必要です。
四つ葉のクローバーを見付ける
通常3つの葉にわかれているもののなか、まれに4つにわかれているものがあります。それが見つかると吉兆とされていて、お守りがわりに身につけやすいこともあって人気の方法です。4つの葉それぞれには「希望」、「愛情」、「誠実」そして「幸福」という意味(ほかにも「富」、「名声」、「健康」といった意味の言葉になることも)が込められているといわれています。自然発生で4つ葉になる確率は非常に低いものの、品種改良で4つ葉になりやすくつくられているものもあるようです。
動物からの知らせ
都会では珍しいかもしれませんが、ある種の野生動物に遭遇することは幸運のサインであるともいわれています。例えば脱皮を繰り返して成長するヘビは、昔から世界中で「健康」や「変化」、「再生」のシンボルとして崇められてきました。他にも犬、猫、鳥をはじめ、白色の野生生物は非常に珍しいので重宝されます。アルビノと呼ばれる希少な生物から発せられるスペシャルな雰囲気から、ラッキーなことが起こるのではないかという期待が起きるのも納得です。
流れ星を見付ける
夜空に表れる一瞬のチャンスです。消える前に願い事を唱えるのが一般的ですね。流れ星自体を見たことがないという人も多いかもしれませんが、「しし座流星群」のように、あるシーズンで流れ星が見やすい時期があるのも確かです。レジャー感覚で注目してみるのも良いでしょう。また、夕焼けや虹の出現、雲の形など天体には吉兆を占うものもたくさんあります。明るく前向きに進んでいく気持ちが大切なのかもしれませんね。
幸運の象徴(どんぐり、馬蹄、コイン)
これらは幸運の象徴とされている物です。西欧で幸運の木として知られている樫(かし)の木の実であることから、どんぐりも同じように考えられたといわれています。どんぐりをモチーフにしたアクセサリーや本物のどんぐりを持ち歩くとラッキーを引きよせることができるともいわれています。
馬蹄(ばてい)とは馬のヒヅメのことです。諸説ありますが、鉄製の器具で「守る」というイメージを持つことや魔よけといったニュアンスで広く取り入れられています。
コインは古代から幸運の象徴として大事にされてきました。小銭とはいえ倹約のためにはもちろん、幸運を呼んできてくれるものとして大事にしたいものですね。
天気からの知らせ(天気雨、虹)
天気雨とは、晴れているとき突然降ってくる“にわか雨”のことです。雨が降っているのに太陽が差す光景はどこか神秘的なひとときとなりますよね。困難のように思えても明るい光が見えることで、成功の予感を表しています。また、急な雨に見舞われたときでも、きちんと対策ができていればデキる大人の女性といった印象を演出する効果もあるでしょう。
迷信?フンで運が付く
「ウンがつく」といった言い方もある通り、おなじみの吉兆サインです。結婚や婚約といった恋愛運や、金運の上昇をあらわしています。鳥は霊界からの使者といわれているので、ただのダジャレや言葉遊びなのではないようです。フンに当たってしまった、踏んでしまったというトラブルでも機嫌を損ねることなく、良い解釈ができるように広い心を持ちたいものですね。
以上のように広く世間でも知られている幸運の予兆を紹介しました。特定の国や一部の地域だけに伝わる風習や、民間信仰のように歴史と伝統にもとづいているものなども多く存在することかと思います。自分なりのジンクスなようなものを見つけることもおもしろいでしょう。少しでもたくさんの幸福を予測して、そしてそれをしっかりとキャッチして、ステキな日々が送れると良いですね!