絶え間なく寄せられる片思いの悩み

ひと言で片思いといっても、そのお悩みは千差万別。電話を通じ、ご相談者のさまざまな思いが伝わってきます。今回は、その片思いのお悩みに対し、どのように鑑定を行ない、そして愛を叶えたのか、実例を挙げてご紹介させていただきます。
（※ご相談者には了解の下、仮名で掲載させていただいております）

由香さん（27歳）の場合

ご相談をいただいた由香さんは、会社の同僚に片思いをしていました。由香さん自身は、とても引っ込み思案で、自分から告白することができずに悩んでいたのです。片思いしているお相手の方は社内でもとても人気があるようで、ライバルがたくさんいるとのこと。たしかに霊視をしてみると、かなり多くの女性が彼に対して思いを寄せていることがわかりました。ところが彼は、まったくといっていいほど、彼に積極的に迫ってくる女性を相手にしていませんでした。逆にそれがクールで良いと評判になっていたのです。そこで彼のことをじっくりと霊視してみると、彼はかなりの女性不審に陥っていることがわかりました。原因は以前付き合っていた女性。彼は結婚する気でいたのに、彼女は浮気をした上、彼が結婚資金として貯めていた通帳を持ち出して浮気相手と逃げてしまったのです。それ以来、彼は女性のことを信用できなくなってしまったのです。ましてやもともとおとなしい女性のほうが好みだったため、積極的に言い寄ってくる女性は大の苦手だということもわかりました。

そこで、まずは彼の心の傷を取り除くことからはじめたのです。彼に波動修正を施すことで、女性に対する不信感を排除しました。これで、彼も女性を受け入れることができるようになったのです。次に彼に対して思念を送り、由香さんのことを強く印象づけました。由香さんの言動、性格、思いなどを彼にしっかりと焼きつけたのです。今まで、彼の意識の中には由香さんはなかったのですが、思念を送ることで由香さんのことに気づき、なおかつ由香さんへ意識が向いていくようになりました。

鑑定からひと月ほど経ち、由香さんからふたたび連絡がありました。思念を送ってから、彼との間が急激に縮まったとのこと。今までまともに話したこともなかったのに、彼のほうから接近してきて、何度かのデートの後、告白をされたそうです。とても幸せそうでした。

美恵子さん（35歳）の場合

シングルマザーの美恵子さんが片思いをしている相手は、パート先の係長。美恵子さんの置かれている状況を知り、時間を融通してくれたり、美恵子さんを力づけるような声をかけてくれる男性で、気がついた時には美恵子さんは彼のことを好きになっていたとのこと。ただ、彼はまだ結婚をしたこともなく、7歳も年下。それに美恵子さんにはまだ幼い子供がいるため、思いを伝えるのをためらっていたのです。それでも、顔を合わせるたびに想いが募っていき、私の元へ電話をかけてきました。電話から、美恵子さんの気持ちが痛いほど伝わってきました。彼との愛を成就させたいという思いと、お子さんのことを思う気持ちが複雑に絡み合っていたのです。そこで、まずはお相手の方が美恵子さんのことをどう思っているのかを霊視することから始めてみました。すると、美恵子さんに対して好意を持っていることがわかりました。ただそれはまだ愛情ではなく、お子さんのためにけなげに働いている美恵子さんのことが気にかかって仕方がない…といった状態。また、彼は彼で自分が7歳年下ということで、好きになったところで相手にされないだろう…と思っている様子。美恵子さんに好意を持っているということで、私は彼の心に意識を飛ばし、美恵子さんへの気持ちをもっと前面に引き出すことを試みました。こうすることで、彼の美恵子さんに対する気持ちが、ただの好意から愛情へと変化をさせることができるのです。さらに、年齢のことを気にすることはないということを心に呼びかけました。美恵子さんは、お子さんのことを気にかけていたのですが、彼の心に意識を飛ばした時、彼の本質を見ることができたのですが、彼はとても子供好きなので、お子さんに対してもすぐになじむことができるということもわかったのです。彼の心を引き寄せるとともに、美恵子さんにそのことを告げると、美恵子さんはとても安心されたようでした。 その後、間もなく、美恵子さんは彼から交際を申し込まれたようです。お子さんと対面したところ、すぐに懐いてまるで本当の親子のようだとのことでした。

今回ご紹介したものは霊能力の中でもごく一部のものですが、このようにそれぞれの状況に応じて、私たち占い師は霊能力を使い分け、さまざまな愛を成就させています。ですから、思いが叶わないと思わずに、ぜひご連絡ください。どんな状況であれ、持ち得る霊能力を使い、貴女の愛を叶えてみせます。