先祖霊とは
先祖霊というのは、貴女の血族にある先祖の霊のことをいいます。基本的に先祖霊は、子孫の繁栄を祈り、守っています。ですから先祖霊が守護霊になることも珍しくありません。それは子孫である貴女を守ることにより、繁栄へと繋がっていくからです。守護霊となった先祖霊は貴女が幸福になるよう、常に見守っているのです。
しかし残念ながら先祖霊は子孫を守る者だけではないことも事実。中には子孫を不幸にしようと働く先祖霊もいるのです。例えば望んでいないのに死を迎えてしまったご先祖、殺されてしまったり戦争や思わぬトラブルに巻き込まれて亡くなってしまったりのご先祖など。さらには自殺をしてしまったご先祖や、欲深くこの世に未練を残して亡くなったご先祖などは、子孫に対して悪い影響を与えてしまう場合があるのです。さらに、人から恨みを買っているご先祖も、子孫に悪影響をもたらす可能性が高いです。
このように先祖霊というのは、良いことばかりではなく、悪いことを引き起こすケースも少なくありません。
ご先祖の供養
悪いことを引き起こすような先祖霊は、成仏していないものがほとんど。子孫を不幸へおと締めようとするような先祖霊が存在していると、現世の子孫たちに多大な影響を与えてきます。特に血縁関係でトラブルが絶えないような状況にいる方は要注意。それは先祖霊が成仏していないという、とてもわかりやすいメッセージです。親戚のトラブルが貴女へと飛び火をする…などということも少なくありません。また、幼い頃から家族や親戚の関係や状況が不安定だったり、常に災いに巻き込まれてしまうような方は、ご先祖に成仏していない霊が存在している恐れがあります。先祖霊の力にもよりますが、力を持った先祖霊ですとこのマイナスの力は因縁を断ち切らない限り貴女に一生つきまとい、悪い影響を与え続けてしまいます。先祖霊の因縁が厄介なところは、貴女が結婚し、新たな血縁関係を結んだ時、そのトラブルが結婚相手の一族にまで影響を与えてしまう恐れがあること。また逆のケースもあります。貴女の先祖霊にはまったく問題がなかったのに、相手の先祖霊が成仏していないがために、悪影響を受けてしまう可能性もあるのです。そういったことを免れるためにも、もし災いが続くような場合は、霊能力を持った占い師などにしっかりと鑑定をしてもらい、先祖霊が成仏するよう供養する必要があります。
霊の声を聞く霊感占い師
しっかりと成仏していて、貴女を守護してくれている先祖霊に対しては、常に感謝の気持ちを持つようにしましょう。「今日一日、何事もなく過ごせたのはご先祖様のおかげ」「危ない目に遭いそうになったところを避けられたのはご先祖様がいるから」と、ふとした時に心の中で思うだけで良いのです。そう思うことが、何よりの供養となります。そして貴女の先祖霊は喜んで貴女を守ってくれるようになるのです。すると今以上のパワーで、先祖霊は貴女のことを守ってくれるようになり、幸運に恵まれるようになっていきます。 また、お墓参りに行くことも大切です。お墓参りをする時には、心の中で先祖霊に守られていることの感謝の意を伝えましょう。無理に行く必要はありません。行ける時にお墓参りに行き、誠心誠意感謝の意を告げる…そのことが、何よりも先祖霊の供養になるのです。
供養というと、とても大げさなことを考えてしまいがちですが、成仏している先祖霊に対しては、日々の感謝の気持ちを持つ…これが一番の供養になるのです。何事もなく幸せに暮らしていることを当り前のことだと思わず、生かされていること、穏やかに過ごしていることを感謝することです。ちょっとツイていないからといって、先祖や家族などに対し文句を言うのはいけません。そのようなことをすれば、先祖は貴女に愛想をつかし、守ってくれなくなってしまいます。必要以上に苦労を強いられるようなことも起こりかねません。このようなことにならないためにも、先祖に対して感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。