我々占い師に鑑定を依頼するご相談者様は大勢いらっしゃいますが、その多くは恋の悩みを抱えた女性の方です。具体的な内容で最も多いのはやはり片想いの相談。「あの人の気持ちが知りたい」「あの人と脈があるかを鑑定して欲しい」といった鑑定の依頼、また「この恋を叶えて下さい」「彼の気持ちを引き寄せて下さい」といった願望成就の依頼も大変多く寄せられます。私達占い師はそういった切実な願いを必ず叶えるために、霊能力を磨き、占いの腕を研鑽し、またひとりひとりのご相談者様を本気で鑑定しています。

そんな我々が鑑定以外でお手伝いできる部分として、恋を叶えやすくする霊的な方法をいくつかご紹介したいと思います。恋愛は自分と相手との気持ちの問題ですから、例え自分ひとりがどれだけ盛り上がっても相手に伝わらなければ意味がありません。ですが、霊的に「叶えやすくする」ことは可能です。個人差こそありますが、もともと人間には潜在的な霊能力が備わっており、それらを上手く使うことで誰しも少しずつ現実の恋を有利に運ばせることが可能です。ただし、それにはいくつかのコツがあります。

人の想いは共鳴する

人の願いには力があります。願いとは我々霊能者の見地では「霊気の波動」であり、この波動の共鳴によって願望の対象を引き寄せることができます。この仕組みは近年「引き寄せの法則」として有名になりました。しかし本来これは古今東西の霊能者や占い師の間で常識とされるものです。端的に言えば、愛される人は「愛される」という波動を放っており、その波動に他者が共鳴することによって実際愛されるのです。逆に、嫌われることばかり考えたり、誰かに裏切られることを恐れてばかりいる人は、その波動によって本当に嫌われたり、裏切られたりします。

ですから、「嫌われたくない」「裏切られたくない」という考え方をするのは出来る限りやめた方が身のためです。たとえあなたに好意的な印象を持っている相手であっても、あなたがそういったことばかり危惧していると、次第に相手はその波動に感化され、あなたを嫌いになったり、結果的にあなたを裏切る行為を働いてしまったりするでしょう。そしてあなたは実際に嫌われ、裏切られ、さらにネガティブな考え方をするようになっていきます。そういう負の連鎖は何も生み出しません。

人の想いは共鳴します。そして想いは思いを引き寄せます。ですから、どうせ願うのであれば「愛されたい」「信じたい」といった考え方をする癖をつけましょう。一見同じような内容ですが、両者には雲泥の差があります。

彼に愛される自分を信じる

愛されない人の特徴として、自分に自信がない、という問題が多く挙げられます。誰かに愛されるということは、愛される価値がそこにあるということ。この問題、実は霊気（オーラ）が見える人であれば一目瞭然です。自分の価値をちゃんと認めている人は力強く規則正しい霊気を放っています。その一方、自分に自信がない人や自分の悪い点から目を逸らしている人は霊気が弱り、乱れ、淀んでいます。

例えば、手作りの料理を「美味しくないけど……」と言って食べさせてくれる人、「すごく美味しく出来たよ」と言って食べさせてくれる人、どちらの人の作った料理を食べたいと思いますか。断然後者だと思います。恋愛もそれと同じです。自分で自分の価値を認めない人は他人に愛されるわけがありません。

愛されるためにはまず自分に自信をつけること。そのためには、自分をしっかり受け止め、悪い点を理解した上で、良い点に関して「これが私の魅力だ」と認識することです。なにも一朝一夕で改善しようという話ではありません。明日から少しずつ、一歩ずつ進んでみて下さい。そうすることで霊気の質はじょじょに改善され、あなたは愛される側へと近付いていきます。「彼に愛される自分」を信じてみましょう。

占い師はあなたの良き理解者

「頭では分かっても、どうしてもできない」「どうしても前向きになれない」という方も多いと思われます。そういった方は思い切って占い鑑定を受けてみるのも手です。優れた占い師は、あなたが受け止めきれない自分自身の問題、気付いていないに魅力などを、特殊な力でしっかりと読み取り、それを受け止めやすい形で優しく伝えてくれます。占い師はただ未来や恋を占うだけでなく、あなたの良き理解者、良きアドバイザーになりうる存在です。優れた占い師に相談することで、あなたは自分自身の問題について正しく整理することができます。それによりあなたの霊気は劇的に改善し、彼に愛される人へと変化するでしょう。あなたが「愛される人」になることは十分に可能です。