財布は買う日よりも使い始めを大切に
多くの人が誤解していることで、「財布を買うのはいつが良いの?」という相談があります。ズバリ、財布は購入日よりも、使い始める日の方が大切です。確かに金運とご縁の深い「寅の日」や吉日と呼ばれる「天赦日」に買う方が良いと言われていて、それは間違いではありません。でも、正解とも呼べないのです。正解は財布を使い始める日を吉日に合わせることです。新しい財布を使い始めるということは、そこから新しいお金の流れが始まるので、使い始める日を吉日に合わせる方が金運UPに効果的なのです。
財布の使い始めにお勧めの日
寅の日
カレンダーの暦で12日ごとに巡ってくる吉日と呼ばれる日。「寅は千里を走って千里を戻る」という意味から、使ったお金が舞い戻ってきます。
巳の日
寅の日と同じ意味合いで吉日とされています。財運の象徴である弁財天をお祀りする縁日で、縁起が良いと言われています。
(寅の日と巳の日は、毎日巡ってくるカレンダーの十二支によって決められています)
天赦日
「てんしゃび」と読まれ、1年に4回~5回程度ある吉日。天があらゆる万物の罪を赦す吉日とされていて、暦の中では最大の吉日。立春~立夏までの間は戌寅の日。立夏~立秋までは甲午の日。立秋~立冬までは戌申の日。立冬~立春までは甲子の日が天赦日と定められています。
甲子の日
十干の甲は木のエネルギー。十二支の子は水のエネルギー。どちらも陰陽の陽に当たるエネルギーで、60日に1度巡ってくる吉日。十干と十二支の最初の組み合わせになることから新しい物を使い始めるのにベスト。
新月
月と太陽の黄道が重なることで月が見えなくなります。そのため新しい月が生まれるという意味から月のエネルギーが宿っているので、願いが叶いやすい日と言われています。カレンダーの月齢を確認することでわかります。
月と太陽の黄道が重なることで月が見えなくなります。そのため新しい月が生まれるという意味から月のエネルギーが宿っているので、願いが叶いやすい日と言われています。カレンダーの月齢を確認することでわかります。
部屋の状態は金運とリンクする
自分の部屋の中を見渡してみて下さい。汚れていませんか?部屋の隅に埃はありませんか?雑誌や服などが床に落ちていませんか? 金運とは不思議なもので、自分の部屋の状態が自分の金運とリンクしているのです。そのため部屋の状態がお世辞にもキレイであるとは言えない人。部屋にお客さんを呼ぶのは躊躇してしまう人。残念ながらこういった人は金運があるとは言えません。それではなぜ、部屋の状態が金運とリンクしていると思いますか?
人は誰でも無意識のうちにキレイな方を選びます。言葉では「散らかっていても平気」と部屋に上がるかもしれませんが、片付けられない人の部屋にはゴミや埃以外にもネガティブなエネルギーが満ちていて、目の前にその光景が広がったとき「居心地が悪そう」と一瞬のうちに判断してしまいます。
テレビの報道で見た記憶があるかと思いますが、犯罪に手を染めてしまう人の家はどこか暗くて寂しい印象があります。極めつけに玄関回りに物が散乱していたり、壊れていて修理されていなかったりと、およそキレイという形容詞には程遠い状態です。ここで言うキレイとはお金持ちの立派な建物というわけではなく、手入れが行き届いて管理できているかどうかという話です。人も金運も同じなのです。座る場所もないくらい床に物が置いてある部屋だと、どこに座って良いのか困ります。また、物が溢れすぎて窮屈な気持ちになった場合は、部屋ではなくて外で話したくなります。そうなると人とのご縁も切れてお金ともご縁を結ぶことができなくなります。
「私は収入があるから散らかっていても問題ない」と自分を納得させる人がいますが、果たしてそれは本当に金運があると言えるのでしょうか?どんなに高い収入を稼いでいたとしても、部屋が片付けられていない人は入ってきたお金を無駄遣いして貯めることができません。試しに自分の収入と支出を計算してみて下さい。お金を稼ぐことはできていても、部屋が散らかっている場合は突然の出費に悩まされたり、自分以外の家族にお金を費やされたりしてしまいます。散らかっている部屋には、お金を支出させてしまうようなネガティブな金運を引き寄せる力が溜まっているので、自分のお金を蓄財することができないわけです。お金はキレイな場所を好むので、金運をUPさせるためにはまず自分の部屋を片付けましょう。
自分の身の丈を考えること
自分のことは自分でわかっているつもりでも、周囲の目を気にして必要のない物まで買ってしまったり、「少しぐらいなら大丈夫」と大きな気持ちになってワンランク上の物に手を出してしまったことはありませんか?
いつも頑張っているご褒美にお菓子を買ったり、仕事で使うから少し予算を高くする程度なら何の問題もありませんが、「あの人が持っているから私も買いたい」という理由で自分の身の丈を越えて物を買ってしまうと、その時点で既に金運から遠ざかってしまうことになります。金運は自分の身の丈以上には入ってきません。いつも「お金がない」という言葉を口にしている人は、お金を稼ぐ行動をしていないのです。芸能人は裕福ですが、それは土日や朝晩関係なく働いているからで、一般的な会社員のように定期的な休みを取ることなく仕事をしています。そのため仕事をする時間も多く取れるし、1日にいくつものスケジュールを管理されて仕事をしているので多くの報酬を受け取ることができるわけです。 会社員は芸能人並みに仕事をすることはできませんが、会社員には会社員の容量に応じた報酬が当てられています。その代わりに休日や休暇が保障されているのです。
臨時収入や給料UPなどでお金が入って財布の中が潤う人もいますが、そういう人は努力をして自分の身の丈を大きくしているのです。何もしないで家でゴロゴロしているにも関わらず、「宝くじが当たらないかな」と呟いているだけなら誰にでもできます。少し無理をしてローンを組む人もいますが、この少し無理をしていることが自分の身の丈に合っているかどうかは、毎日の生活が経済的に苦しいかどうかで判断できます。生活に余裕があれば問題ありませんが、ローンで車や家は手に入ったけど「毎月のローンで生活が苦しい」という状態では、そのローンが身の丈に合っていなかったことになります。そうなるとお金の計算も憂鬱になるし、「ローンを組んだせいで苦労している」という気持ちから、自分の判断であってもお金のせいにするようになります。それがお金を恨む気持ちや妬む気持ちになって、生活の全てがお金に支配されるようになるのです。
それでは自分の金運をUPさせることはできません。日常的な消耗品以外の物を買うときは、自分の身の丈を考えて買うようにして下さい。そうすればお金に関わる余計な心配や不安を抱えなくて済むし、自分で自分の身の丈を少しずつ大きくして無理のない環境を整備することができるようになります。