占い師コラム

必勝のファッション開運法!衣類はあなたの人生を左右する【前編】第159回 龍伽先生

衣類はあなたの人生を左右する

「服は第二の皮膚である」という言葉があります。人間は衣類をまとうことで、皮膚を保護するようになりました。保護・保温のために着るようになった衣類ですが、説明するまでもなく、いまはファッションとして、そのひとらしさや美をアピールするアイテムともなっていますよね。ビジネスマンであればスーツが戦闘服と言えるように、仕事上でも重要なツールです。衣類・ファッションの選び方や手入れ、管理の仕方で、運気を上げることができます。そんなファッション開運法をご紹介しましょう。

「衣→食→住」の順番に大切

友人の亡くなられたご祖母さまの話。その方は、お客さまがいらっしゃる前に必ず入浴され、よく手入れされた着物や洋服に着替えておられたそうです。口癖は「衣食住の順番どおりに、着るものはいちばんに大切」。たしかに、考えてみれば生まれたばかりの赤ちゃんも、まず産湯をつかいますが、新生児はまだうまく体温をセルフコントロールすることができないので、すぐにおくるみを着せますよね。いきなり食べ物を与えたり、ベビーベッドに寝かせたりはしません。人間にとって衣類は、第一に充実させるべきものということになります。ですから、食べる・住むことより、まずは衣類をきちんとすることで人間は安定すると考えられます。

そして、衣類を整える・ファッション性を高めることは、自分の気持ちが高揚し、霊的にパワーアップするだけでなく、他人を迎える・接する上での思いやり・気遣いでもあるのです。もちろん、食も住も大切です。食べなければ死んでしまいます。住むところもなく、野宿していれば健康も維持しにくく、安らぎも得難く、現住所がないため就職もままなりません。しかし、それでも衣類の充実を何よりも優先させることが、霊的にもっとも重要なことなのです。衣類・ファッションをいい加減に考えていると、運気が下がってしまう恐れがあります。

みすぼらしい服装のひと=ツキのないひと

わたしが過去に出会った方で、ヨレヨレの服・不潔な服を着ている方、毛玉だらけの服を着ている方、ラクに過ごすことだけを考えた部屋着のような服を着ている方は、人間関係のトラブルを引き起こす、お金に困る、仕事や家庭がうまくいかないなど、深刻な問題を抱えた方ばかりでした。反対に、いつも清潔でパリッとした服を着ている方、TPOをわきまえておしゃれを楽しむ方、衣類にこだわりを持つ方は、人間関係は円滑、裕福でお金回りがよく、仕事や家庭生活も順調な方ばかり。いまさらながら友人のご祖母さまの言葉を痛感しています。

衣類に無頓着な方は住まいがゴミ部屋化している、食生活はジャンクフードまみれであるなど、すべてにおいて意識が低かったのです。気が利かない、空気が読めない。文句が多く何でもひとのせいにし、他者批判は痛烈なのに、ひとに迷惑をかけても気付かない方もいらっしゃいました。それなのに、なぜか自己評価は高く、うぬぼれが強いことは共通。もしかしたら、自分はすばらしいので、何を着ていても大丈夫と思っているのかもしれません。思えば、周囲に対する配慮があればみすぼらしい服装はしないですよね。とにかく、みすぼらしい服装をして平気でいる方は、ツキがないひとと思っていいでしょう。

着てはいけない服

まず、汚れやシミのある服、ボタンが取れている服、破損ある服は着てはいけません。手入れをして修繕するか、廃棄しましょう。いまはもう流行ってもいませんが、ダメージ加工してある服も運気を下げます。ファッション性が高いとしても、とくにいいおとなは着るべきではありません。下着が透けるほど薄い生地もおすすめしませんが、ベージュの下着などをうまく活用して、透けないように工夫されていれば問題ないでしょう。シースルーや裏地のないレースの服は文字通り見透かされやすいですが、これも着用の工夫があれば大丈夫です。ある程度歳を重ねた方はコンサバティブな服装の方が似合い、さらに運気が上がりやすいと言えます。どうしてもカジュアルが着たい方は、生地に高級感があり、デザイン性の高いものにしましょう。

年齢にそぐわない服装は見下されやすくなります。知人で、40代後半・ぽっちゃり体系の方が、おそらく10代のお嬢さんの服を借り着しておられたのだと思うのですが、おへその見えそうなTシャツ・超ミニスカートを履いたりしていました。Tシャツにはだらしないわき腹が段々になって浮き出しており、太い足は見るも無残でした。年齢よりあからさまに目下の方が着るような服を着れば、文字通り、目線の下に見られるのです。よほど加齢を感じさせない体系・お肌であり、美熟女であれば似合うのかもしれませんが、通常はおかしなことになるでしょう。また、過度な若づくりは逆に老けを強調するものです。また、あまりにも露出の高い服は色情霊など、死霊・生霊の性質の悪いものを引き寄せてしまいます。40代後半・ぽっちゃり奥さまは飲食店勤務の男性や、芸人さんなどを追いかけ回していて、性的なアピールをくり返していたようで、もしかしたら、すでに色情霊に取り憑かれていたのかもしれません。

服装の乱れは不運を招く

だらしない服装は運気の低下を招きます。着ている服がシワだらけな方、ボタンやファスナーがきちんと留められていない方などは、すべてにおいてルーズな方で、関わるとあまりいいことはないでしょう。若い女性タレントさんで「洗濯しないまま、同じ服を着続けている」と、まるで自慢話のように吹聴していた方がおられましたが、みごとに消えてしまわれました。話題づくりのつもりだったのでしょうが、香りは恋愛運や人気運を左右します。ですから、臭うような服を着ている方が売れっ子になることはありません。作戦失敗ですね。

また、白や淡い色の服の下に強い色の下着を身に付けて透けている方は、ひとから考えを見透かされてしまいます。それ以前に、陰で笑われている訳ですが。最近目立つのが、いわゆるレギンスパンツをギリギリのサイズで着ている女性。おしりに食い込んで、おしりの形が、まるで裸のようにクッキリ見えており、下着のラインも浮いてしまいます。信号待ちで後ろにいる男性たちが好奇の目で凝視していることはまったく気付いていないようです。生霊の色情霊を飛ばされないように、レギンスパンツはできるだけ余裕を持ったサイズ選びを心がけ、試着の際にショップの店員さんに後姿を確認してもらいましょう。

ファッション開運法、前編では、衣類・ファッションの霊的重要性、手入れ、選び方や着方に注意することで、運気を上げる方法をご紹介しました。後半では、高価な服が買えなくても運気を上げる方法、古着についての霊的考察、衣類の整理で金運を上げる方法などをご紹介しますので、お楽しみに。