風の時代が訪れました。しかし、まだまだ転換期間に相当するため、さまざまな混乱が予想されます。転換期のいま、風の時代の本格的な定着に向けて、わたしたちはどのような準備をすべきかをご紹介していきましょう。
2024年末までは風の時代への転換期間と考えよう
2020年末から西洋占星術的には、風の時代に突入しました。これは200年に一度の変化ですから、あと200年ほどは風のエレメンツが支配する時代になることを意味しています。しかし、これほどの変化が、急激に完成されることはなく、転換期間に相当する端境期が存在し、混乱も起こるでしょう。さまざまな星座の動きを考慮すると、2023年の早春にはだいぶ落ち着き、完全に風の時代が定着するのは2024年末頃と予想されます。
先のコラムで述べたように、地の時代には産業革命以降、モノに価値観を置く時代が続き、堅実さに重きを置く、年功序列的な社会が形成されました。経済的な成功が人生の目標とされる傾向にあり、地の時代の終末期には、とくに若年層や、型にはまる・集団に属するのがつらい方にとっては閉塞的な状況だったと言えるでしょう。「2021年末からは個が尊重される、自由でフレキシブルで、精神的な価値観が重視される時代に、すぐ切り替わるんじゃなかったの? 」と、がっかりされた方もいらっしゃるかもしれませんね。
風の時代定着前の準備期間を大切に
すでに時節柄、テレワークやリモート会議などが多くの業種で実施されていますが、風の時代が定着すれば、土地に縛られない自由な勤務形態となり、会社の仲間・派閥などで集合して遅くまで飲むことなどない世の中の到来が予想されます。ですから、将来的には通勤圏を意識しない住まい選び、開業などが通常化して行くでしょう。
しかし、それは徐々に起こる変化なので、いますぐに定住地・開業地を決定してしまうことはあまりおすすめできません。賃貸・定期借地でリーズナブルに借りられる建物を契約しながら、さまざまな角度から自分の個性や感性に合った土地・住まい、開業に適した地をリサーチしておくことが重要。来るべき風の時代の本格化に備え、あせらず準備しましょう。
仕事・健康・恋愛における風の時代への準備
住まいや開業地に関して例を挙げましたが、そのほかの面においても、同じような変化が予想されます。そのため、地の時代の影響を完全離脱できない端境期を、風の時代に適応するための準備期間として利用することが賢明です。
仕事
風の時代の就職・転職には情報/コミュニケーション系、ネット関連ビジネスがまず有望。フリーランスで働ける職種もおすすめです。副業を持つことがあたり前となります。以上の業種に就けるような勉強・資格取得、副業リサーチを進めましょう。
年功序列の抑圧はなくなりますが、企業においても自立した思考が重視されますので、自ら進んで学ぶ姿勢づくり、また、個人でビジネスについて相談できるような人脈を構築しておくことも大切です。いまからビジネスセミナーなどに参加し、横のつながりとなる同業者から異業種に至るまで人脈づくりを心掛けましょう。
健康
スピーディーであることが吉ですので、食材は新鮮な産直品などがすみやかに届くサービスに注目し、利用。これは、と思えるところを数ヶ所ピックアップしておきましょう。また、大量生産品より、手づくり要素の強い小さなメーカーの良心的な食品を摂ることがおすすめ。知名度に囚われずに食品を選ぶ目を養っておくことも重要です。
カロリー過多・糖質過多の重い食事よりヘルシーで軽い食生活によって健康を守る傾向がますます強まるので、栄養学的な勉強も大切。また、軽やかであることが時代に適合しますので、フットワークを軽くし、ランニングやウォーキングできるウェア・スニーカーなども充実させておきましょう。
恋愛
ネットを利用した出逢いが定着しますが、安全上、ネットリテラシーやセキュリティーについての知識を深めておくことをおすすめします。また、横のつながりが重視される時代が来るので、友人・知人からの紹介による出逢いに期待して、趣味の集まりやお稽古ごとへの積極的な参加、お客さま同士の交流が可能な飲食店の新規開拓を心掛けましょう。
美容面ではすばやい行動が困難なほど太ってしまうと異性に敬遠されることが多くなりますので、不健康にならない程度のダイエットはおすすめ。また、モノから心の時代に移行するため、情緒・感受性の豊かさと、高い精神性が異性に強くアピールするようになるので、感性が豊かになるようなアート・文学作品・音楽などに触れ、霊的にステージアップが望めるスピリチュアルな生き方を心掛けましょう。