前田敦子さんの基本性格
AKB48のメンバーの中でも、文字通りトップクラスの人気を獲得しながら、自らの意志で突然AKBを卒業し、日本中を驚かせた前田さん。その行動に顕著なように、強い意志と抜群の行動力を備えた彼女ですが、また一方で、人一倍の繊細さと周囲を気遣う心を併せ持っています。『前田敦子はキリストを超えた: 〈宗教〉としてのAKB48 』という新書のタイトルが多方面で物議をかもしだしましたが、彼女のその自己犠牲の精神の強さを考えれば、あながち的外れなタイトルだとも言えないでしょう。
そうした、意志の強さと繊細な面が共存する性格を持つ前田さんは、AKB48として活動していた頃も大きな葛藤を抱えていたようです。センターのポジションに立ち、文字通りメンバーの中心として極めて高い人気を集めていたときも、どこか居心地の悪さを感じていたのは、自己顕示欲、自己中心的な考えを持たない生来の性格ゆえ。常に周囲に気を配り、精神的に疲弊してしまう自分の性格を分かっているからこそ、早い段階でグループ活動に別れを告げ、ソロ活動に移行したことは、実に賢明な選択だったと言えます。
人の心を察知したり、自分に合った仕事を選んだりする能力には長けていますが、もう少し積極的な自己アピールと自己主張を心掛けることが、これからのソロ活動を成功させるカギとなります。
前田敦子さんの恋愛傾向
仕事面では、意志の強さと行動力を発揮する前田さんですが、恋愛面に関しては、徹底的に受け身の姿勢、奥手なタイプだと言えます。かといって、決して異性とのコミュニケーションが苦手というわけではありません。むしろ、男性の友だちは同世代の女性と比べても多い方なのですが、意中の相手に自分の本心を伝えるのが苦手なので、なかなか友人関係から恋人関係へと発展できないのです。時には意を決して、想いを寄せる相手に意思表示をすることもあるのですがそれも長続きせず、すぐに「待ち」の姿勢に徹するようになります。
好きなタイプは、自分を常にリードしてくれる年上の落ち着いた男性。それもひと回り以上、年長の相手を好む傾向にあります。結婚願望は強い方ですが、いかんせん、自分からアプローチをかけることをしないので、良い相手に巡り合うにも時間がかかります。ただ、軽い遊びの恋ができず、恋愛に対して情熱的な面も持っているので、一度交際を始めた相手とスピード結婚をする可能性は大いにあります。
前田敦子さんの隠れた才能
時代の空気を読む能力、つまり状況論が得意な前田さんは、芸能界にとても合った資質の持ち主だと言えます。現在はあくまでアイドルや女優という立場から活動を行なっていますが、今後はその豊かな想像力や企画力を生かして自ら作品を制作、プロデュースしたり、情報を発信したりすると、活躍の場が広がり新たな才能が開花するでしょう。
またその他にも、テレビ業界や出版業界など、いわゆるマスコミ業界の仕事に就いても抜群の才能を発揮します。とりわけ、消費者の動向をいち早く察知するCMディレクターやコピーライターといった仕事がとても合っています。仮にそのようなポジションで仕事をする機会があれば、それこそ時代の流れを変えてしまうような大きな業績を残すことは間違いありません。