占い師インタビュー

良縁を結び付けることを得意とする霊能者が愛を叶えます第64回 伽羅先生

良縁

昨今、男女の恋愛事情はより複雑となり、また縁そのものが結ばれにくい状況になっていると感じる人が増えているようです。結婚相談所に登録して相談する人も増えているようですが、同じように恋愛相談を電話占いの霊能者にする人も増えているとか。これまで大勢の相談者を、困難な状況から恋愛成就へと導いてきた伽羅先生にお話を伺いました。


編集部 ひと昔前は、晩婚といった言葉が聞かれましたが、最近では結婚そのものをしないケースも増えているようですね。

伽羅先生 そうですね。友人としての異性はいるものの、男女ともに年齢を重ねているのに、なかなか恋愛に踏み出せないケースもありますし、出会いそのものに恵まれないケースもあります。あるいは恋愛に対して臆病になったり、恋愛を忌避したり、人によって様々な考えがあるようです。


編集部 そういうケースだと、実際に相談をされてもいかに霊能者と言え、なかなか縁を結ぶのは難しいのではないですか?

伽羅先生 ところが、必ずしもそうではありません。霊的に見れば、縁が迷っている原因などは容易に知れるのです。それこそ、単にボタンの掛け違いですとか、お互いが奥手で一歩踏み出せない者同士だから進展がないとか、それら原因が霊視や透視により見えてきます。


編集部 なるほど、霊能者だからこそ見えるわけですね。

伽羅先生 当たり前のことですが、普通の人は声に出さない相手の本心を知るすべはありません。推測したり、過去の経験から判断したりは可能です。ですがいざ男女のことになると、必ずしも過去の経験は当てにならないことが多いですし、常に揺れ動くのが人の心。そして自分の想いと相手の想いとが違っていた場合、つまりはマイナスのことをついつい考えてしまうことで、一歩が踏み出せなくなるわけですね。ですが私たちのような霊感を持ち、人の心の声を聞くことを生業にしている霊能者ならば、声なき声を聞くことができます。そしてそれを伝えることができます。


編集部 本当は相性が良いのに反発し合うとか、せっかくの良縁なのに切っ掛けがないとか?

伽羅先生 そういう方々は多いですね。ですから霊視で状況を見て、また予知を使ってお相手の行動を先読みして、「何月何日に、どこそこへ行くと良い出会いがあります」といった形でアドバイスをすることもあります。出会いがないと嘆く方に出会いを演出することで魂が引かれ合い、出会った後は自然と縁が強まるケースも多いですから。縁遠いとおっしゃる方は多いですが、実は霊的に見ればほんのささいなすれ違いでしかないケースばかり。出会わせることで、相手の気持ちの一端を知ることで、あるいはひと言ふた言会話の機会を導くことで、意外に縁は勝手に結ばれていくもの。それを叶えるのが霊能者の使命でもあると考えます。


編集部 逆に縁が切れることについても、少しだけ伺わせてください。

伽羅先生 縁を結べるわけですから、当然切ることもできます。ですが積極的に縁は切るべきではない、と考えています。せっかく結ばれたご縁なのですから切るよりは改善の道を探り、大切にはぐくんでいく選択をしていただきたいもの。もちろん、DVだとかお金絡みのトラブルだとか、嫁姑問題が酷いとか、状況やケースによりますけれど。あと、離婚相談や不倫関係の相談も多いですね。揉めないような形での離婚へ導いて欲しいとか、相手の奥さんや恋人が出て来ない形で不倫関係を清算させて欲しいなど。縁を切るときは、前世の縁から断つようにしています。そうすることで、いざこざを起こさずスムーズに別れへと向かうことができますから。ただし、霊能者に縁切りを依頼する際は、やっぱり気が変わったからもう一度縁を結び直して欲しい、とならないようにしましょう。完全に切れた縁なので再度の縁結びよりも、むしろ新しい縁を探す方が良いでしょうし。