チャネリングとは電話やメールなどの科学的なツールを利用することなく、高次の存在と会話をすることです。その方法は人によってさまざまですが、質問をしてメッセージを受け取ることもできます。高次とは現在自分の生きている世界のことではなく、自分とは別に存在する次元のことで、現代の科学では全ての人に見えるように証明することはできません。
また、チャネリングを実行する人は「チャネラー」と呼ばれ、表現方法を変えた同じ意味合いの存在として、恐山やイタコや沖縄のユタが挙げられます。
チャネリングで繋がることのできる存在
ハイヤーセルフ
高次に存在する自分自身の魂
天使
ミカエル・ガブリエルなどキリスト教やユダヤ教の大天使
神仏
神道や仏教に限らず、世界中に存在する神様・仏様
妖精や精霊
木や水・火など自然に宿る精霊
過去世
現在に生まれ変わる前に生きていた自分の意識
ご先祖様
自分の祖父母やその前の世代
守護霊
自分を守ってくれる存在(自分と親しかった故人が多い)
石や植物
パワーストーンや植物
命のない物
財布・アクセサリー・電化製品などの物
低級霊
ネガティブな気持ちを持っている霊
チャネリングは必ずしも高い魂を持つ者だけに繋がるわけではなく、一歩間違えれば怨念や怒りを抱えた低級霊・動物霊などに繋がってしまう場合もあります。例えばテレビのチャンネルを変えるとき、間違えてボタンを押してしまうと見るつもりのない番組が映ってしまいます。このようにチャネリングも正しい知識と方法で行わなければ、低級霊と繋がってしまう可能性があるのです。もちろんきちんとトレーニングを積めば問題ありません。 霊感を持つ人だけに与えられた特別な力だと誤解されやすいのですが、チャネリングは誰にでもできます。トレーニングを積む必要はありますが、普通の人でもできるようになるのです。ただ、元々霊感を持っている人の方が感覚的に習得しやすいので、普通の人が挑戦してもできるようになるまでが難しいと言われています。
チャネリングの感覚
チャネリングは全ての人が同じように、同じ時間帯にできるわけではありません。自分の住んでいる環境を整えなければならないので、それが朝である人も存在しているし、静かな夜中を好む人もいます。そしてチャネリングのメッセージや意味も、自分の持つ得意な感覚から受け取ることが多いのです。
- 視覚:実際に目の前に見えるのではなく、脳裏に浮かんでくる
- 聴覚:実際に耳から音が入るのではなく、頭の中で声が聴こえる
- 触覚:物質に触るのではなく、体温の変化や悪寒・倦怠感を感じる
チャネラーの中には神聖な高次の存在に繋がっているときは体調も良く、低級霊に近寄られた場合は体調不良を起こす人も存在しています。その症状もさまざまですが体が異物を排除しようと働くため、下痢・発熱・鼻水などの風邪に似た症状に見舞われることもあります。
チャネリングの最中は左手がしびれるような感覚になります。これは古くから左手=エネルギーを受け取る手。右手=エネルギーを放出する手。と言われていることから、左手に高次の存在からエネルギーを受け取っているのです。仏様は右手を挙げて、左手の掌を見せてエネルギーを受け取っています。それと同じようにチャネリングをすることで体感することになるのです。
チャネリングの日常活用
相談者の悩みに対するメッセージを受け取ることが基本的ですが、他にもさまざまなことに活用することができます。
- パワーストーン・アクセサリー・服・靴などの身に着ける物と自分の相性
- 庭に植えている植物や畑の野菜の調子(水や肥料を欲しがっているかどうか)
- 他人の本性(表面的な付き合いをしている人の深層)
- 勉強や仕事についての方向性(進むべきか方向を転換するべきかなど)
チャネリングを実行することで、高次の存在からアドバイスをもらうことができるわけです。