占いの種類と占術

印相占いいんそううらない

あなたの印鑑が運命を左右する?

印相占いのイメージ

あなたは普段自分が使っている印鑑が、実はあなたの運命を左右するかもしれない重要な物だということをご存知ですか?印鑑には、印鑑の印影・デザイン・画数等によって浮かび上がる「印相」と呼ばれるものが存在します。その印相の善し悪しが、あなたの運命にも大きく影響してくるのです。

印鑑を持つならば、印相の良い物を選ばなければいけません。婚姻届、売買契約書、履歴書など……。あなたの人生に関わる大切な書類に押す個人実印や会社実印であればな、おさら印相は重要なのです。

印鑑は「人間以上」のパワーを持つこともある

中国の偉人である孔子が、「人は印なり。印は人なり。」という言葉を残しています。その言葉の示す通り、古来より印鑑は持ち主の分身や魂であるとも考えられていました。その考えにもとづき、日本では印鑑には法的なパワーも与えられているのです。もしあなたがある書類に印鑑を押した場合、後にその内容を取り消したいという意思を示しても、事前に押した印鑑の効力が優先されることもあります。つまり、ときに印鑑は人間以上のパワーを持つ存在ともなるのです。

名前の画数が悪くても印相で解決できる?

人生を左右する大きな要素の一つが「姓名の画数」です。残念ながら、姓名判断をした結果、画数的には「凶」と出てしまった人もいるでしょう。しかし、そんな方もあきらめる必要はありません。もし姓名の画数が良くなくても、印鑑を作り変えて印相をチェンジすれば、あなたの運命を動かすことはできるのです。

印相占いは誰に依頼する?

自分の現在使用している実印の印相を占いたいという人、もしくはこれから実印を作成するのでアドバイスが欲しいという人は、印相占いを専門としている占い師に相談してみると良いでしょう。また、印鑑屋の中には印相までしっかりと考慮した上で作成してくれる店舗もありますので、事前に相談してみるのもおすすめです。「お金がたまる印鑑が欲しい」「経営が上手くいくような会社実印を作りたい」など、予め自分の希望を伝えてその要望に添った印鑑を作成してもらうことも可能です。

印相を占うには「円との接点」が大切

印相の占い方には様々な方法がありますが、円と漢字の「接点の数」を見るのもその一つです。印鑑は丸い円の中に漢字が収まっている状態にありますが、中の漢字と周囲の円の接点数やパターンによって印相の善し悪しを判断することができます。中の漢字は「人間」そのものを表し、周囲の円は「自然」と考えられており、これは地球が丸いためです。人間と自然の関わりはとても重要ですから、これが運命に大きく影響してくるのです。接点が一つもない場合は「自然を無視している」ということで運命は凶となります。印鑑を作り変えて接点の数をチェンジすれば、例え元々の姓名の画数が悪くても運命を好転させることが可能です。

ちなみに、実印とは異なり三文判には円と漢字の接点が一切ありません。実印よりも三文判の方が価値が低いとされているのはこのためです。

印相占いにおける「八方位」とは?

印鑑の円の中は「八方位」と呼ばれる八個のエリアに区分けされています。八個のエリアとは「才能」「蓄財」「愛情」「名声」「社交」「家族」「住居」「希望」「活動力」です。印相占いを行う際には、この八方位も関わってきます。

もしあなたが恋愛運を占いたいという場合は、印鑑の中の「愛情」にあたる部分の印相をチェックすることになりでしょう。ただし、「健康運を占いたい」という場合に八方位のどこを見るかは、占い師の判断によって異なるかもしれません。印相占いは決して単純なものではなく、占い師の経験や知識も必要とされるものですから、信頼のできる占い師を探してみましょう!

たまには印相のチェックを!

長年使っていて印鑑の様相が変化した場合は、それに伴い印相も変化しています。使い続けるうちに円の一部が欠けたら、接点数が減っている可能性もあります。どこかがすり減って陰影のバランスが崩れたら、それで印相も変わっているのです。最初に作るときだけ気をつけるのではなく、長年愛用している印鑑はたまには印相チェックをしてみるのもよいかもしれません。

また、印相は姓名の画数や円との接点数だけではなく、印鑑を作るのに使用している素材も関わってきます。自分の生まれた年と相性の良い印鑑素材という物が存在しますので、それも含めて見直してみてはいかがでしょうか。