利恭先生にご相談のお電話をかけたのは、彼との別れ話を終えて数時間後の深夜でした。私がわがままを言い過ぎたのがよくなかったんです。「仕事もあるし、君の要求には答えられない。もう疲れた。別れよう」と言われました。大変ショックでしたが、私はすぐ意地を張ってしまう性格で、「わかった。今までありがとう。さよなら」と言ってしまったんです。でも家に帰って靴を脱いで玄関で泣き崩れてしまいました。本当は別れたくなかったんです。そこで私は、温かい紅茶を飲んでまず気分を静めたあと、恋愛成就の評判名高いことで前から知っていた利恭先生に電話でご相談しました。占いは以前から好きで、電話占い本光のことも、利恭先生の評判も口コミでよく読んでいたので、「あの先生なら……」と頭に浮かんだのです。

先生は私の波動をすぐキャッチしてくれたみたいで、こちらから要件をお話するより前に「彼とお別れしたばかりでお辛いご様子ですね。本当は別れたくなかったというあなたの想いが悲しい波動となって伝わってきます」とおっしゃいました。驚きました。それから先生は、彼はこういう人だったのですね、と、外見や性格、私達が付き合っていた頃の彼のことなど、いろんなことを当てて、お話して下さいました。そして「彼ともう一度やり直したいと思っていらっしゃるのでしたら、1ヶ月だけ我慢して下さい。その間は彼に自分から連絡を取ったりしてはいけません。1ヶ月だけ我慢すれば、彼の心にふたたびあなたへの愛情が再生し、向こうから復縁を持ちかけてきます」と教えてくれました。

1ヶ月……。頑張ってみよう、と思いました。それから私はなるべく彼のことを考えないようにして、その分仕事を頑張ったり、休みの日はジムで汗を流したり、友達と映画を見に行ったりして過ごしました。そして1ヶ月が経ったある夜。本当に彼から電話が掛かってきたんです。「元気？ 久しぶりに食事でもどう？」なんて誘ってきました。すぐに身支度を済ませて待ち合わせ場所に向かうと、1ヶ月前の別れ話の時よりだいぶ優しそうな彼がそこに立っていました。そして食事の席で「しばらく離れて、やっぱり君のことを考えてしまって……あんなことを言っといて申し訳ないんだけど、もう一度やり直せないかな」と言われました。本当に嬉しかったです。「ごめんね。私もあんまりわがままばかり言わないように気をつける」って、自分の反省を口にすると、彼は笑って許してくれました。彼とは今も順調です。利恭先生に「1ヶ月だけ我慢して」と教えてもらって本当によかった。大変お世話になりました。